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折形のコードとモード
折形のコードとモード
山口信博(折形デザイン研究所)
本書は、2025年に設立25周年を迎えた「折形デザイン研究所」の集大成として刊行する一冊です。本篇前半の「折りと包みと結びと歳時」では、折形の実用例を四季折々の歳時記仕立てで紹介し、後半の「折形とデザインのあいだ」では、折形とモダンデザインの内なるつながりをひも解きます。「ORIGATA」を世界語にしたいという著者の強い思いから、全篇日英バイリンガル。
本の情報
- 書名
- 折形のコードとモード
- 著者
- 山口信博
- 企画
- 山口信博+山口美登利+西村優子
- 編集
- 櫛田 理
- デザイン
- 山口信博+堀江久実
- 写真
- 大友洋祐、島 隆志、横山 登
- 翻訳
- ルイス・テンプラート
- 販売協力
- 無印良品 MUJI BOOKS
- 言語
- 日本語・英語(対訳)
- 取次
- FRAGILE BOOKS
- 印刷製本
- TOPPANクロレ株式会社
- 仕様
- A5サイズ、上製本、144ページ
- ISBN
- 978-4-910462-30-1
- 刊行日
- 2025年4月1日
- 発行元
- BON BOOK(TOPPANクロレ株式会社)
- 定価
- ¥3,300-(税込)
著者プロフィール
山口信博
折形デザイン研究所 Origata Design Institute
伝統的な「折形」をモダンデザインの観点から捉えなおし、現代の暮らしへ取り入れることを目指し、4人のグラフィックデザイナーにより2002年に発足。展覧会、ワークショップ、教室の開催、本の出版、手漉き和紙の職人とのコラボレーションによる、オリジナル商品の開発など、さまざまな活動を通して、折形の美と精神を伝えている。
山口信博 Nobuhiro Yamaguchi
グラフィックデザイナー/ 1948年生まれ。
桑沢デザイン研究所中退。コスモPRを経て1979年独立。2001年有限会社山口デザイン事務所、同時に折形デザイン研究所設立。主な仕事に住まいの図書館出版局『住まい学大系』全100冊のブックデザイン、鹿島出版会『SD』のアート・ディレクターなど。著書に『白の消息』(ラトルズ、2006)、『つつみのことわり』(私家版、2013)、句集『かなかなの七七四十九日かな』(私家版、2017)など。2018年「折りのデザイン」で毎日デザイン賞受賞。